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サラッと快適生活 尿もれ・尿失禁は自宅で治せる

尿もれ・尿失禁のはなし

年のせいだからしょうがない。
恥ずかしくて誰にも相談できない。


そんな悩みを抱えていませんか?
くしゃみしたり階段を上るなど日常の何でもない場面に起こる尿もれ。
旅行に行けない、外に出たくないなど、生活全般、
対人関係にさえ影響を及ぼすと言われています。

一度尿失禁外来のある泌尿器科を受診してみましょう。
問診や検査によりどのタイプの尿漏れかが判断され、治療が始まります。

代表的なタイプは「腹圧性尿失禁」「切迫性尿失禁」
その他にも尿排出障害によって起こる「溢流性尿失禁」や、
脊髄の疾患が原因で起こる「反射性尿失禁」、
二つ以上の組み合わせの場合も多いようです。

腹圧性尿失禁とは

おなかに力を入れた時に思わず尿もれしてしまう。これが「腹圧性尿失禁」です。
加齢や出産、肥満などによって筋肉がゆるみ、尿道や膀胱の位置がかわったり
締まりが悪くなって起こると考えられています。
腹圧性尿失禁の女性の90%以上が、出産経験者といわれています。

次の項目に当てはまる人は注意しましょう。

●3人以上の出産の経験者
●子宮口が開いてから娩出までに時間のかかった人
●平均より大きな赤ちゃんを産んだ人

●ぜん息やアレルギーが原因で咳やくしゃみをすることが多い人
●重い荷物を持ち上げる仕事をしている人
●腰痛などで、いつもコルセットをしている人
●便秘で毎日いきむ習慣のある人
●肥満の人
●背が高い人

腹圧性尿失禁の治療

骨盤底筋体操が効果的です。
リラックスしておこないましょう。

●仰向きに寝てから足を肩幅に開きます。
●膝を少し立てて膣と肛門を締めます。
●そのまま5つ数えてから力を抜きます。

※これを10回行うのを1セットとして1日10セットおこないます。

●5つ数えられない場合は1つから始めましょう。
●座ったまま、立ったままなど生活に合わせてかまいません。
●効果が出るまで約3カ月かかります。
●約半数の人がこの体操で尿もれが無くなります。

この体操でよくならない人は膣内挿入型失禁防止用具(イントロール)の装着や
コラーゲン注入などを試みます。

それでもよくならない場合は手術をする場合もあります。
※詳しい内容は担当医にお尋ねください。

切迫性尿失禁とは

尿意を感じてからトイレに行くまでにもれてしまう。これが切迫性尿失禁です。
自分の意志とは無関係に膀胱が収縮してしまうことによって起こります。
膀胱が過敏になり収縮してしまう原因といわれているのは次の通り(例)

●流れる水の音を聞いた時
●膀胱そのものが小さい
●寒さ、冷え
●湿度が高い
●生理の前
●セックス

その他、一時的に膀胱が過敏になっている場合は次の通り(例)

●パーキンソン病の後遺症
●膀胱炎、尿管結石
●中枢神経の疾患
●脳出血、脳梗塞

※切迫性尿失禁は頻尿を伴う場合もあります。

切迫性尿失禁の治療

膀胱の収縮を抑え、リラックスさせる薬が効果的です。
軽症の場合は、尿意をある程度我慢して膀胱を大きくするトレーニングで
よくなることがあります。

RECOMMEND BOOKS お薦めの一冊

尿もれ・尿失禁は自宅で治せる
 【サラッと快適生活】
   尿もれ・尿失禁は自宅で治せる

 著者:楠山弘之
 出版社:東洋経済新報社
 サイズ:単行本/251p
 サラッと快適生活 尿もれ・尿失禁は自宅で治せる 詳しくはこちら

第一線で治療にあたってきた医師が、身体と心が楽になる対処法をやさしく解説。

【目次】
序章 あきらめないで!まず自分でやってみましょう/第1章 自分でチェック(タイプを知ることから始めましょう/あなたはどのタイプ?/ほとんどは腹圧性尿失禁か切迫性尿失禁です ほか)/第2章 自宅で治してみましょう(尿失禁体操で約七〇%の人が改善/ダイエットと尿失禁/こんな人はこんなやり方で ほか)/第3章 医師に相談してみましょう(知っておけば怖くありません/どんな医療機関を選べばいいの?/まず医療機関で行うこと ほか)/終章 身体の健やかさと心の安らぎのために
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