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生理用品の45年の軌跡

トキシックショック症候群(TSS)とは
TSSは「Toxic Shock Syndrome」の略で黄色ブドウ球菌の出す毒素が原因で起こる急性疾患。
TSSはまれな病気ですが、男性、女性や子どもを問わず
誰でも短い時間で重篤な病態となる可能性がある病気です。
TSSを引き起こす毒素からからだを守る抗体は年齢とともに増加します。
そのため、TSSにかかる危険性は若い人ほど高くなります。
※黄色ブドウ球菌は鼻腔、皮膚、頭髪、脇の下、陰毛、膣などに存在します。
TSSは非常に稀な病気で、人口約5800万人のイギリスで毎年約40人くらいが発症している程度です。
しかし、極めてまれですが、TSSは命にかかわる場合があり、患者数が少ないながら、
不幸にも年間2、3人がTSSにより死亡しています。
※情報提供元:英国公衆衛生検査サービス(Public Health Laboratory Service)
トキシックショック症候群(TSS)の初期症状
●突然の高熱を伴う発疹、発赤、粘膜充血
●倦怠感
●血圧の低下
●嘔吐、下痢
トキシックショック症候群(TSS)とタンポンとの関係
報告されているTSS発症者の半数はタンポンを使用している女性で、
残りの半数は、火傷、炎症性の腫物、虫刺されや外科手術後の局所感染によるものです。
タンポン使用、不使用にかかわらず、人間の4〜10%は常にこの毒素産生菌を保有しています。
次の点に注意して使用しましょう。
●タンポン使用時に手指を清潔にしておく
●タンポンを長時間(8時間以上)使用しない
●夜寝る前に新しいタンポンと交換し、朝起きたら取り除く。
●タンポンを一度に2つ以上挿入しない
●生理期間の最後にタンポンを取り忘れない
トキシックショック症候群(TSS)と思われる症状が出たら
TSSは早期に診断し、黄色ブドウ球菌バクテリアを殺す抗生物質やその他の医薬品で治療できます。
すぐにタンポンを取り除いて、産婦人科などの専門医に相談しましょう。
その際、 医師にタンポンを使用していたことを伝えてください。
RECOMMEND BOOKS お薦めの一冊

生理用品の45年の軌跡
著者:小野清美
出版社:ふくろう出版
サイズ:単行本/159p
発行年月:2006年06月0p
生理用品の45年の軌跡 詳しくはこちら

紙ナプキンが誕生して45年、女性たちにとっては不可欠な品物となりました。
わが国の生理用品の年表、花王やP&G、ユニ・チャームなどの企業の活躍、
災害時の対応、月経と漢方、月経異常などについてまとめた一冊。