肥満傾向児
●文部科学省が示した同年齢、同身長の児童の平均体重より20%以上体重が多い子の割合は
11歳男児を例に取ると、1970年度の約3.1%が2004年度には11.1%と
3.6倍に。
04年度では男女とも、10代前半の
10人に1人が肥満傾向児だということになります。
肥満傾向があり要注意と学校医が判定した子供の割合も示しており04年度の11歳では
3.2%。
●一方こどもの総摂取カロリーや脂肪摂取量は近年減ってきているそうです。
食べ過ぎているわけでもないのに太る。これはどういうことでしょうか。
●一因として考えられるのが自律神経の活動レベルの低下。
肥満児と痩せたこどもで、日頃の運動量と自律神経の活動レベルの関係を調べた研究によると
日頃運動量の少ない肥満児は自律神経の活動レベルが低いことがわかりました。
自律神経とは
自律神経は内臓や血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経です。
自律神経は活動する神経といわれる『交感神経』と、休む神経といわれる『副交感神経』の
二つに分類され、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになっています。
●悲しいと涙が出る、驚くと心臓がドキドキするなど、精神的変化を身体の反応としてあらわす働き。
●外部の気温が上がっても体温が一定に保たれるなど、身体を一定の状態に調整する働き。
●発熱した場合に熱を下げようするなど、病気の予防や治癒のための働き。
自律神経と肥満児の関係
●自律神経は食欲の調整や、体の熱を出すことで体重を安定させる働きがあります。
自律神経が弱っていると満腹感が感じられず、だらだら食や食べ過ぎを起こしたりします。
●エネルギー代謝が落ちて、太りやすい体になるので、同じカロリーの食物を摂った場合、
自律神経が弱った人はそうでない人より太りやすい。中年太りのメカニズムと同じです。
肥満児の自律神経
体を動かして自律神経を鍛えましょう。
汗が出て、息が少し弾むくらいの運動量がいいでしょう。
まず交感神経が刺激され、それにともない副交感神経も活発になり、全体の動きが良くなります。
こどもに「ランニング」などを積極的にさせるのはむずかしいので
鬼ごっこなどの遊びの中に運動を取り入れると良いでしょう。
●毎日20分、体を動かし汗をかく。
●車での移動を減らし、歩く時間を増やす。
●暑さ、寒さに体を慣れさせる。
●鬼ごっこやかくれんぼで汗を流す。
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