チョコレートとココアとカカオのすべて

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遊離脂肪酸とは

カカオ遊離脂肪酸はピロリ菌を退治しガンを予防するとか・・・
いったい遊離脂肪酸とはなんでしょうか?

ゆうり‐しぼうさん【遊離脂肪酸】

脂肪の分解によって生じる脂肪酸。生体内でエステルなどになっていない脂肪酸。血漿アルブミンと結合し、肝臓に運ばれてエネルギー源となる。飢餓状態や糖尿病ではふつう濃度が上昇する。(大辞泉より)

カカオ遊離脂肪酸はピロリ菌をやっつける

ココアに含まれる遊離脂肪酸には、パルチミン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸の4種類があり、このオレイン酸とリノール酸がピロリ菌をやっつける作用を持っています。

ココアに含まれるオレイン酸とリノール酸は、不飽和脂肪酸で折れ曲がった構造をしています。これがピロリ菌の細胞膜に食い込んですき間をつくると、ピロリ菌は人間の胃壁に食いついていられなくなり、丸まって、ポロリと落ちるのです。胃壁からはがれたピロリ菌は便と一緒に排出されます。

森永製菓の実験で、皿に繁殖させたピロリ菌を、ココア、緑茶、紅茶、コーヒーで洗い落したところ、ココアが1番効果があったそうです。動物実験でも、ココアを添加したピロリ菌をマウスに飲ませると、まったく感染しなかったとか。この2つの実験で、ココアのピロリ菌接着抑制効果と感染予防効果が確認されました。

そもそもピロリ菌とは

ピロリ菌は胃の粘膜にすみつく細菌で、全世界の人の半分以上、日本では50代以降で7割以上が感染しているといわれています。ピロリ菌が増えると胃の粘膜を刺激し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因になるといわれています。

ピロリ菌撃退のための、ココアを飲むタイミング

ココア一杯当たり16mgのカカオ遊離脂肪酸が含まれています。空腹時に飲めば効果的。胃の中にほかに食べ物が入っていないので、カカオ遊離脂肪酸がじかにピロリ菌に接触できるのです。午後3時のおやつの時間や、寝る前がお勧めの時間帯といえるでしょう。