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HPVウィルスとは

ヒトパピロマウイルス、ヒト乳頭腫ウイルス、ヒューマン・パピローマ・ウイルス(human papilloma virus)。100以上の型のなかの10数種類(16型や18型など)がハイリスク・タイプといわれ、子宮頸部がんの確立したリスク要因とされています。子宮頸部がん患者の90%以上からHPVが検出されています。

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HPVウィルスは性行為で感染します。感染は決して特別なことではなく性交経験があれば誰にでも感染の可能性があります。性交経験者の50〜80%は少なくとも一度はHPVに感染していると考えられています。

低リスク型HPV呼ばれるタイプは尖圭コンジローマと呼ばれる生殖器にできるいぼの原因になります。子宮頸がんは起こさないと考えられています。

HPVは男性にも感染します。男性に感染した場合の詳しいことはまだわかっていません。コンドームは他の多くの性感染症と同様にHPV感染の危険性を少なくすることができます。けれどもHPVはコンドームで被いきれない部分の皮膚の接触によっても感染するため完全に防ぐことはできません。

高リスクHPVに感染しても必ずしも子宮頸がんになるとは限りません。大部分の高リスクHPV感染は一時的なものであり免疫力により自然消失するのです。しかし、5〜10%前後の確率で、HPVが消失せずに持続感染することがあります。

なぜ、どのような場合に持続感染するのかはわかっていません。その人の年齢や免疫力などが影響しているのではないかと考えられています。持続感染した場合は平均で10年以上、前がん病変とよばれる状態が続きます。この後、子宮頸がんになる可能性があります。

HPV感染(HPV陽性)がわかった場合は、ウイルスがなくなるまで定期的に検査を受けましょう。そうすることで、がんになる前の異形成(細胞が変化した状態)の段階で発見、治療することができます。


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