« 子宮のしくみ | 06年7月27日 子宮がん検診の結果通知書が届く »
子宮頚がんQ&A
「国立がんセンターがん対策情報センター」子宮頚がんQ&Aより
Q.精密検査はどんなことをするのですか?
A. コルポスコープという拡大鏡で子宮頚部を観察し、あやしいところから米粒半分くらいの大きさの組織をとって、がんがないか詳しく調べます。少し出血しますが、ほとんど痛みもなく、婦人科の外来で受けられます。
Q.妊婦が受けてもよいのですか?
A. 妊娠してはじめて産婦人科を受診するということも多いことから、妊婦健診時に頚がん検診を行うことも大事です。
Q.妊婦に見つかったとき子宮は残せますか?
A. 検診で見つかる頚がんは大半が早期のがんで、とくにがんが粘膜表面だけにとどまる上皮内がんが主体です。子宮を残すことが可能な場合が多いです。
Q.症状がある場合はどうすればよいですか?
A. 検診を待たずに、医療機関での診察を受けてください。次のような症状が1つでもある場合は要注意です。月経時以外の出血、茶褐色・黒褐色のおりものが増える、下腹部および腰の痛み、性交中の痛みなどです。
Q.頚がん検診の受診を避けた方がいいときはありますか?
A. 正しい判定のためには、月経中と月経直後は避けてください。なるべく月経終了後3〜7日の間に受診していただくのがよいと思われます。
Q.2年に1回の受診でだいじょうぶですか?
A. 頚がん検診については、受診間隔を延長して2〜3年に1回の受診頻度でも有効だとするデータがたくさんあります。欧米諸国では、3回連続して異常を認めなかった場合には、検診頻度を3年に1回とするなど、受診間隔を延長する国が多いのです。
Q.予防方法は何かありますか?
A. 性交時のコンドーム使用はヒトパピローマウイルスの感染予防に有効です。また他の性感染症予防にも役立ちます。禁煙も有効です。
Q.ヒトパピローマウイルス(HPV)ってなんですか?
A. 性交渉で感染するウイルスです。100種類近くあり、そのうち10数種類が頚がんと関係があります。正常な人でも10%弱の方に見られますが、頚がんの前がん病変ではほぼ100%にみられ、頚がんの有力な危険因子です。性交渉の相手の数が多い女性ほど感染の危険が増えるので、頚がんのリスクが高くなります。HPVの感染を調べる検診法が開発されつつあります。
------------------------------------------------------------------------
記事元:著作権「国立がんセンターがん対策情報センター」
【がん情報サービス リンク・著作権・利用上の注意など】より
営利を目的としないがん対策の普及活動や教育目的などの使用は歓迎いたします。その際には、内容の改変を行わないこと、著作権が「国立がんセンターがん対策情報センター」にある旨を明記してください。


